メンズ医療脱毛の教科書
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比較

メンズ医療脱毛とサロン脱毛の違い(医療者目線)

「医療脱毛とサロン脱毛、どっちがいいんですか?」
カウンセリングでも必ずといっていいほど出てくる質問です。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、
「どちらが正解」ではなく「自分に合う選び方」を知ることが大切です。
このページでは、美容クリニックで働く看護師の視点から、
メンズ医療脱毛とサロン脱毛の違いを整理してお伝えします。

※本記事は一般的な内容であり、具体的なサービス内容は各クリニック・サロンにより異なります。

1. 医療脱毛とサロン脱毛のいちばん大きな違い

まず、一番大きな違いは「行う場所」と「扱える機器」です。

医療脱毛(クリニック)
  • ・医療機関でのみ扱える医療用レーザー機器を使用
  • ・医師の管理のもと、看護師など医療従事者が施術
  • ・「脱毛(永久減毛)」は医療行為として扱われる
サロン脱毛(エステ・脱毛サロン)
  • ・エステサロンなどで行う美容ライト脱毛(光脱毛)が中心
  • ・医療機関ではないため、使える出力に制限がある
  • ・「減毛・抑毛目的」であり、効果の位置づけが異なる
ポイント
医療脱毛:医療機関で行う、医療用レーザーによる脱毛
サロン脱毛:サロンで行う、出力を抑えた光脱毛
という位置づけの違いがあります。

2. 出力・効果・回数の違い

● 出力と効果のイメージ

一般的に、医療用レーザーのほうが高い出力で毛根にアプローチできるため、
同じ回数で比べると、医療脱毛のほうが効果を実感しやすい傾向があります。

  • ・医療脱毛:毛根に強く働きかけるため、少ない回数でしっかり減らしやすい
  • ・サロン脱毛:出力が控えめな分、回数を重ねていく前提になることが多い

● 回数の目安(あくまで一般論)

個人差はありますが、全身の体毛(ヒゲ・VIOを除く部分)を例にすると、

  • ・医療脱毛:5〜8回前後で「かなり減った」と感じる方が多い
  • ・サロン脱毛:10回以上〜通い続ける前提で案内されることが多い

※ここでの回数は、あくまで目安です。実際の回数は毛量・肌質・機器の種類・出力などで大きく変わります。

看護師からひとこと
「できるだけ少ない回数でしっかり減らしたい」のか、
「時間をかけてもいいから、ゆるく減らしていきたい」のかで、
医療かサロンかの向き・不向きが変わってきます。

3. 痛み・麻酔の有無の違い

● 痛みの感じ方

出力が高い分、医療脱毛のほうが痛みを感じやすいのは事実です。
特に、

  • ・ヒゲ
  • ・VIO
  • ・毛が濃く密度の高い部位

では、ゴムで弾かれたような強い刺激を感じることがあります。

サロン脱毛は出力が抑えめな分、医療脱毛よりも痛みがマイルドに感じる方が多いです。
ただし、「絶対に痛くない」わけではなく、部位や個人差によってはチクッとした刺激を感じることもあります。

● 麻酔の有無

医療脱毛
  • ・笑気麻酔や麻酔クリームなど、医療機関だからこそ使える麻酔を用意しているところが多い
  • ・痛みが不安な方は、麻酔を併用しながら回数を進める選択もできる
サロン脱毛
  • ・医療用の麻酔は扱えないため、麻酔なしでの施術が基本
  • ・冷却ジェルやクーリングで対応することが多い
ポイント
「痛みが怖いからサロン一択」というより、
医療脱毛+麻酔という選択肢も含めて比較してみるのがおすすめです。

4. トラブル時の対応の違い

脱毛は、基本的には安全性の高い施術ですが、
どの方法でも赤み・ヒリつき・毛嚢炎(ニキビのようなブツブツ)などの肌トラブルが起きる可能性はゼロではありません。

● 医療脱毛の場合

  • ・医師が在籍しているため、必要に応じて診察や薬の処方を受けられる
  • ・症状に応じて、次回以降の出力調整や照射間隔の見直しがしやすい

● サロン脱毛の場合

  • ・スタッフが状態を確認し、必要に応じて提携医療機関の受診を案内する形が多い
  • ・その場での薬の処方などは行えない
看護師からひとこと
肌トラブルが起きたときに、
「どこまでサロン側が対応してくれるのか」「医療機関への導線はどうなっているのか」は、
事前に確認しておくと安心です。

5. 料金だけで比べないほうがいい理由

インターネットの広告を見ていると、
「サロンのほうが月額が安く見える」ケースが多いかもしれません。
ただ、比較するときは「1回あたりの料金」だけでなく

  • ・目標までに必要なトータルの回数
  • ・通う期間(何年ペースで考えるか)
  • ・途中解約や追加照射の条件

なども合わせて見ることが大事です。

例:
・医療脱毛:1回あたりは高めでも、少ない回数でゴールしやすい
・サロン脱毛:1回あたりは安めでも、通う回数・期間が長くなる前提
というケースもあります。

「どちらが絶対にお得」というより、
自分がどこまで減らしたいのか・何年くらい通うイメージかを考えたうえで、
トータルの費用感を比較してみるとよいと思います。

6. 医療者目線での「向いている人」のイメージ

医療脱毛が向いていそうな人
  • ・できるだけ少ない回数でしっかり減らしたい
  • ・ヒゲ・VIOなど太い毛もしっかり脱毛したい
  • ・何かあったときに、すぐ医師に相談できる環境が安心
  • ・麻酔を使いながらでも、しっかり効果を出したい
サロン脱毛が向いていそうな人
  • ・医療機関に行くより、サロンの雰囲気のほうが気楽
  • ・「ツルツル」より、毛を少し減らしたい程度で十分
  • ・痛みがとても苦手で、まずはライトな脱毛から試したい
  • ・長期的に少しずつ通うイメージでも問題ない
看護師からのメッセージ
医療脱毛をしている立場だからこそ、
「絶対に医療一択です」と言い切るよりも、
ご本人の性格・通いやすさ・ゴールのイメージを含めて一緒に考えることが大切だと感じます。

クリニックとサロン、どちらのカウンセリングも受けてみて、
「ここなら通えそう」「この説明は納得できる」と思える場所を選んでもらえたらと思います。

※本記事の内容は一般的な傾向をまとめたものであり、すべての医療機関・サロンに当てはまるわけではありません。
実際のサービス内容やリスク説明については、必ず各施設にてご確認ください。